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書き殴りバナー最終稿

「新井の書き!殴り!」は、バカヅキ配牌と裏ドラだけで麻雀をしているスリアロ新人スタッフ新井が、恐れ多くもスリアロ看板番組に出演した麻雀界のスターたちを、好き勝手に書き殴っちゃうコーナーです!! たぶん……。

人狼スリアロ村のスターが、(ほぼ)本業で魅せた!!

記念すべき第一回は、3月26日に開催された「闘牌列伝」人狼スリアロ村祭りがテーマ! 麻雀スリアロチャンネルの人気コンテンツが誇るスター8名がプレイヤーとして参加し、熱い闘いを繰り広げました。

闘牌列伝人狼スリアロ村祭り

↓番組ページはこちら

http://live.nicovideo.jp/watch/lv256629554

■対局者

【予選A卓】
新井 啓文(最高位戦日本プロ麻雀協会)
大浜 岳(日本プロ麻雀協会)
白田 みお(RMU)
田中 巌(最高位戦日本プロ麻雀協会)

【予選B卓】
伊藤 真吾(日本将棋連盟 五段)
武中 真(日本プロ麻雀協会)
中嶋 和正(最高位戦日本プロ麻雀協会)
樋口 清香(最高位戦日本プロ麻雀協会)

※予選は各卓1回戦ずつ行い、決勝卓も1回戦行いました。

 

運命(?)の出会い

とまあ、そうそうたる顔ぶれでお送りした今放送。いやぁ、スゴイですよね。何がスゴイって、将棋棋士の伊藤真吾五段を除くと全員麻雀プロだと言うのに、番組バナーにまさかの※麻雀対局番組です!!という注意書きがあるというね! 別にみなさん、人狼でご飯食べているわけではないですからね! ほとんどの対局者の本業は麻雀ですからね!!

麻雀プロが麻雀をやったわけで、そこは驚くところじゃあない。でも、スリアロチャンネルの熱心なユーザーの方々にとっては、みなさんが人狼やっている姿を見る機会の方が多いのかも……。てなわけで、今回はスリアロ村民がガチで対局する姿を存分に満喫できた、とても貴重な対局番組だったのではないでしょうか。

ちなみに対局者のみなさんは、だいたい放送開始の1時間前にスタジオ入りをされます。この日、一番乗りを果たしたのは新井啓文プロ。なんと、1時間半以上も前に到着する気合いの入りっぷりでした。啓文プロと同じ「新井」という姓を冠するこの僕(かに座、36歳)。知人と麻雀をしてバカヅくたびに「新井が悪い」と連呼され、「聖闘士星矢」でかに座の黄金聖闘士が外道キャラだったばかりにディスられ続けた小学生時代以来の理不尽さを覚えたものです。この日、啓文プロにあいさつをさせていただいた際に何度もブッこもうと試みたものの、一切その話題に触れることはできず。あぁ、僕のチキン……(´・ω・`)

やっぱり新井は悪かった!

そんな僕のモヤモヤとは裏腹に、対局者のみなさんが続々と集結。諸先輩方の敏腕&イケメンスタッフのみなさんのテキパキとした進行(←こういうの大事! 今後の僕の立ち位置的にすごく大事!)をお手伝いしつつ、つつがなく放映スタート! 予選A卓の熱戦が始まりました。

先制したのは白田プロでした。東2局、s2z1のシャンポンリーチで、山1の高めをしっかりとツモり、リーヅモz1ドラ1、2100-4100のアガリをものにしました。

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その後も好配牌が続き、一気に勝利を手繰り寄せるかと思われたのですが、これに待ったをかけたのが啓文プロ。南1局の親番に、怒涛の連荘をしました。

まずは早めの仕掛けでマンズの役々ホンイツで4000オール。続く1本場ではメンタンピンツモドラ1の4100オールと、2着まで勝ち上がりのこのルールで、ほぼ安全圏に入りました。圧巻は南1局2本場。678の三色が見える手格好で、三面張の受け入れを拒否してまで高め追求にこだわり、打p4

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ピンフ確定三色ドラ1の手をダマに取ります。

そしてs1s4待ちの高めs4をツモり、トドメの6200オールをアガりました。

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この時点で啓文プロは7万点オーバーとなり、ラス目の田中プロは-2700点。対局者のみなさんが、そろって苦笑いをしている姿が、じつに印象的でした。飛び交う「新井が悪い」というコメント。解説の多井隆晴プロは「新井の麻雀はカッコいい」と絶賛(?)の感想を述べておりました。えーと……、みなさん、褒めているんですよね? そうですよね?

こうなってくると、重要なのがもう一枠の勝ち上がりをかけた2着争いです。白田プロと大浜プロがデッドヒートを繰り広げました。南3局、親の白田プロが役々ドラ3の親満を大浜プロから直取り。かなりのアドバンテージをものにしたのですが、次局、大浜プロが先制のカンs8リーチをしっかりツモアガり、リーヅモドラ3の2100-4100。白田プロに親かぶりをさせることに成功し、ラス親へと望みをつなぎます。3着目の大浜プロは、とにかく連荘が大事。m1m9z3がトイツの配牌から積極的にm1をポンし、チャンタコースへ。m1の片アガリテンパイを取りますが、白田プロが一通を鳴いて300-500をアガり、自力で勝ち上がりを決めました。これにより、予選A卓の1位が啓文プロ、2位が白田プロに決まり、それぞれが決勝戦へと駒を進めました。

ワンナイト人狼からのー、熱闘・予選B卓!

この日お送りしたのは、なんと麻雀対局だけではありません! 各予選と決勝の幕間に、ワンナイト人狼のコーナーも挟みました。なんてオトク! それはもう、大好きなお酒とカラオケに興じながら、かわいい女の子ともキャッキャできる僕の行きつけのガールズバーくらいオトクです! ちなみに、ここだけの話、じつは出番待ちの対局者のみなさんは、控え室で人狼を何戦も行ってたんですよ。どんだけ人狼好きなんですか!

そんなほんわかムードが漂う一方で、予選B卓が開局。まずは第10回日本オープン覇者の武中プロが、その実力を見せつけます。東1局、ダブ東ツモの2600オールで先手を取ります。局は進み迎えた東2局4本場、親の樋口プロの配牌にz1z5のトイツがあり、ソーズのホンイツも見えるチャンス手が入ります。しかし、武中プロがz1を絞り、この手がなかなか進みません。すると、中嶋プロが間隙を縫ってs4s7のドラ1リャンメンリーチ! これをツモり裏まで乗せ、2400-4400の加点。第24期發王戦覇者の実力を見せつけます。

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続く東3局、樋口プロとのリーチ合戦を制した中嶋プロは、3900点をアガりさらにリードを広げます。

積極的に攻めるものの、なかなかアガリに結びつかない樋口プロ、苦しい配牌が続く伊藤五段を尻目に、勝ち上がりの照準は武中プロと中嶋プロに絞られていきます。そして、ここからの二人は本当に堅かった! 中嶋プロは南2局にm3m6m9の役なし三面張、

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武中プロは南3局にm4m7m6の三面張を、ともにダマテンに取ります。

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中嶋プロはリーチを受け、武中プロは局の終盤。失点さえしなければ2着までは手堅いということで、徹底した守備表示! もうね、「遊戯王」でこれやったら友達いなくなるじゃないかっていうくらい、ガッチガチでした。ただ、プロのガチ対局を初めてライブで見た僕は、お二人の職人ぶりに心底ホレボレしていましたよ! いや、マジですよ!

結果、リードを守った中嶋プロが1位、武中プロが2位で、それぞれ予選を突破しました。これにより、決勝戦は啓文プロ、白田プロ、中嶋プロ、武中プロという顔ぶれになりました。

栄光を手にしたのは……

そして、ついに決勝戦がスタート! 東1局、解説室とコントロールブースに緊張が走りました。中嶋プロにソーズが押し寄せ、8巡目にm5m6s2s2s3s3s5s6s6s6s8s8s8という牌姿に(ドラはs1)。あれ? これ、緑一色あるんじゃない? そのくらいゴイスーなことになっていたのですが、次巡持ってきたz6をノータイムでツモ切り

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これ、すごくないですか? s2s3をポンすれば、z6単騎で役満テンパイですよ!? でも、m5m6の後にz6を手出しするのと、マンズの前にz6をツモ切りするのとでは、アガりやすさに差があるのも確か。跳満のアガりやすいテンパイが取れれば十分という思考に、中嶋プロの強さの一端を見た気がします。ただ、そこまでしても勝てないこともあるのが、麻雀という競技です。同じく手が入っていた武中プロの当たり牌であるp5をつかみ、8000点の放銃となりました。続く東二局も中嶋プロから武中プロに2900点が移動し、序盤から大きな動きのある展開となりました。

14100点と一人沈んでしまった中嶋プロですが、見せ場を作り続けます。東2局1本場、z2をトイツ落とししてメンタンピンを張った啓文プロに対し、チートイドラドラのダマテンで対抗します。無筋のp3は押したものの、当たり牌のm7はビタ止め

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これには解説の大崎初音プロも「カッコいいなぁ~」と歓喜しておりました。結局、決着はつかずに流局となりましたが、じつに見ごたえのある一局でした。

このファインプレーで中嶋プロへの風向きが変わったか、続く東3局2本場、白田プロから2100点のアガリをものにします。白田プロも負けていません。次局に1300-2300をツモアガり、すぐさま点棒をリカバリーしました。

唯一、ここまでアガリがない啓文プロですが、東4局に第38期最高位に就いた雀力の高さを僕たちに見せつけてくれました。予選でも三色のタネが見えたら高め追求をしていましたが、6ブロック打法(フォローを効かせる牌を残しつつ、より良いターツ選択ができる打法。僕みたいなヘタッピがやると、大抵痛い目を見ます)できっちり手を作り(3巡目に打p4)、

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p2p5のリーチ!

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これに対応したのが中嶋プロ。マンズの上の場況の良さと、678の三色を見てm8を残しておいたところ、リーチ後にm9を持ってきます。場にはm7が2枚見え。が、中嶋プロは迷わず追っかけリーチ! これを一発でつかんだのは、啓文プロ。裏まで乗り、8000点のアガリとなりました。解説室のみなさんも大絶賛する啓文プロの打ち回しでしたが、やはり麻雀はどう転ぶかわかりませんね。コメントには「新井は何も悪くない」といった意見も書かれていましたが、まさしくその通りだと思います。

南入し、勝負は後半戦へ。ここで勢いに乗ったのが、紅一点の白田プロでした。リャンメンリャンメンの1シャンテンからドラのm5m2と手出しをし、m3単騎のリーチをかけます。しかも、マンズがかなり場に安い! これは、誰も止められないかもと思っていた矢先に、白田プロは当然のように一発ツモ! 会心の2000オールをアガります。

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次局、白田プロの配牌を見ると、ドラのs7がアンコ! m1m4の山4リーチをかけ、テンパイプッシュの中嶋プロから12300点を直撃します。続く南1局2本場に武中プロが中嶋プロから5800点、南2局に中嶋プロが武中プロから5200点をアガり返し、局が進行。南3局の時点で白田プロ44600点、武中プロ31700点、中嶋プロ10500点、啓文プロ13200点となり、白田プロと武中プロのデッドヒートの様相を呈してきました。

残り2局、親番のない武中プロはなんとかアガリをものにしたいところ。親の中嶋プロにワンチャンスのm3をプッシュしたのですが、これが7700点の放銃。痛すぎる失点を喫した直後、白田プロにまたしても鬼のような好配牌が! 1巡目のツモでドラのs7がカンツになり、さらに1シャンテン!

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カワイイだけでもズルイのに、この配牌はすさまじすぎます! 中嶋プロがカンm8、啓文プロがカンm2でそれぞれリーチをかけた中、ダマで押し続け、勝負を決定づける2100-4100をアガりきりました。オーラス、武中プロが国士を目指して最後までトップに行く姿勢を見せたり、啓文プロのリーチに中嶋プロがドラのs2を押し、テンパイ料で役満ツモ条件を作るという意地を見せてくれたものの、ティアラ・クライマックスリーグ初代女王の勝負強さを跳ねのけるには至らず。最後は白田プロがピンフツモ、400-700をアガりきり、長い闘いに終止符を打ちました! おめでとうございますっ! 強いし、カワイイし、カワイくてカワイイから、もうなんかズルイですね(*´Д`)

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そして、エクストララウンド(?)のゴング!

すべての対局が終了し、表彰式で栄冠を手にした白田プロをみんなで祝福し、めでたくハッピーエンド! といった流れでしたが、今放送にはもう一つ、熱い闘いが用意されていました。そう、みんな大好き人狼のお時間です! ワンナイトじゃないですよー。対局者8名、松田麻矢プロ、多井プロ、大崎プロといった解説陣、ワンナイト人狼に参加した五反地清一郎プロ、BOSSを交えた総勢13名で、ラストバトルと相成りました。

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人狼をやったことのある人ならわかると思うのですが、初日に吊るされて処刑されるのって、すごく寂しいんですよ。だって、数分間話しただけで、あとはもうゲームに参加できないんですよ。そんな不幸な役目を担ったのは、BOSSとの決戦投票に敗れた五反地プロ。麻雀を打たず、ワンナイト人狼でトータル三戦を行い、最後は初日処刑。出番の合計、30分もなかったんじゃないでしょうか。僭越ながら、バキに出てきたジャガッタ・シャーマンを思い出しました。

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え? 知らない? ええとですね、わかりやすく説明すると、かませ犬というやつです。五反地プロ、ごめんなさい! でも、ねぇ……。

 

続く二日目、決勝に勝ち残った武中プロが「人狼」に咬まれ、あえなく退場。「人狼」サイドで咬む相手がかぶったのでしょうか? それとも、「騎士」が「人狼」から村人を守ってくれた? と、ここで白田プロが「霊媒師」CO(カミングアウト)をし、五反地プロが「人狼」であったと発言。さらに前日の決選投票時に「占い師」COをしたBOSSのほか、中嶋プロと樋口プロまで「占い師」COをするという混沌とした展開に。こうなるとですね、だいたい矢面に立たされるのは「占い師」の誰かであります。そして投票の結果、樋口プロがあえなく吊られることに。樋口プロ専属騎士と揶揄されていた伊藤五段が、それはもう、子犬のように寂しげな表情を浮かべておりました。

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恐ろしい夜が明けて訪れた三日目、犠牲者は……なし! 「騎士」のファインプレーが光ります。人狼は3名なので、五反地プロ、樋口プロが本当に「人狼」であり、村人チームがベストな選択を続けられれば、この日が最終日となります。これまでの発言や投票内容を踏まえると、怪しそうなのは中嶋プロ? いや、中嶋プロは「狂人」? または、樋口プロに擁護されていた大浜プロも「人狼」候補のように見えます。激しい議論が交わされる中、突如、大崎プロから疑惑の目を向けられたのが多井プロ。全体の意見は大浜プロ「人狼」説に寄っていた中での急展開でしたが、多井プロが「騎士」CO! 人狼の勝率が麻雀のトップ率より低いという、もう麻雀が強すぎるのか人狼が弱すぎるのか、よくわからなくなっている多井プロでありますが、これにより一同の信頼を得ることに成功。かくして、村人の総意は再び大浜プロ「人狼」説となり、三日目が終了。恐ろしい夜は訪れ……ませんでした! 村人チームが最短で勝利を決めるという、スリアロ村初の結果となりました。

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盆と正月がいっぺんに来たというか、焼き肉と寿司の食べ放題バイキングのようなというか、とにもかくにもオトク感満載でお送りした今回の闘牌列伝、いかがでしたでしょうか? 僕は新人という立場もあり、運営サイドと視聴者の中間のような気持ちで観ていましたが、ひじょうに満足できる番組だったと感じております。実際、アンケートの満足度は99.4%! 4番と5番がともに0%という、ちょっとオバケじみた数字を叩き出していたので、視聴者のみなさんも僕と同じ気持ちだったのではないでしょうか。

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とまあ、このコーナーは、こんな感じで僕が思ったことを好き勝手に書き殴っていこうと思います。読んだ人が、今まで以上にスリアロチャンネルに興味を持ってもらえる。できれば会員増。そんな目標がありますので、今後も番組出演者のみなさまには犠牲になっていただこうと考えております。あしからず!(=゜ω゜)ノ

 

「麻雀スリアロチャンネル」概要

株式会社スリーアローズコミュニケーションズの運営するニコニコ生放送並びにAmebaFRESH!内の企業チャンネルです。麻雀界の活性化を目指し、幅広い層の方にお楽しみ頂ける番組制作に積極的に取り組んでおります。麻雀プロ4団体の年度最強者同士が激突する対局番組「四神降臨」シリーズや、麻雀プロ団体の公式戦、タイトル戦の対局の模様のほか、牌譜検討や、麻雀プロにスポットを当てたバラエティ番組など、麻雀に関わる幅広いジャンルの番組をお届けしております。一部の番組は有料放送となっております。チャンネルに入会していただきますと、全ての有料放送をご視聴頂けます。※会員は月額864円(税込)

■サイトURL
「麻雀スリアロチャンネル」(niconico内弊社チャンネルページ)
http://ch.nicovideo.jp/marchao

「麻雀スリアロチャンネル」(AmebaFRESH!内弊社チャンネルページ)
https://amebafresh.tv/threearrows-ch

■会社概要
会社名 : 株式会社スリーアローズコミュニケーションズ
代表取締役 : 山田 昌和
所在地 : 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-45-4 三栄ビル3F
設立 : 2005年6月
資本金 : 3000万円
事業内容 : 麻雀映像作品の企画、製作、販売、インターネット配信 他

■本件に関するお問合わせ
E-Mail : info@threearrows-ch.com
電話 : 03-5981-6121

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