人狼ゲームとは
基本設定
とある平和な村に、ある日人の姿をした人狼たちが紛れ込んでしまいました。
人狼たちは夜になると、村人を1人ずつ食い殺します。
昼間の間は人の姿に化けており、見た目だけでは誰が人狼なのかは判断できません。
このままでは村人は一人残らず食い殺されてしまいます。
もう一度平和を取り戻すためには、人狼が人の姿になっている昼の間に話し合いを行い、人狼と疑わしき者を処刑しなくてはなりません。
根拠となるのは、数人に与えられた特殊能力と話術、そして推理力。
人狼を全員処刑できれば村には平和が訪れます。
生き残った村人の人数が、もしも人狼の人数以下になれば、その村は人狼に滅ぼされてしまいます。
村人は無事に人狼を追放し、平和な村を取り戻すことができるのか――
人狼は最後まで村人のふりをして、自身を隠し通せるのか――
さて、今日も恐ろしい夜がやってきます。
命がけのトークバトルの始まりです。
ゲームの流れ
◆準備
13人で行う場合、基本的には狂人を含む人狼陣営4人、村人陣営9人で行います。
ゲーム開始前にプレイヤー全員にカードが配られます。配られたカードを確認し、自分の役職を把握してください。
カードが配られた後は、役職確認を行います。
全員目を瞑り、ゲームマスターが各役職に目を覚ますよう声をかけます。
この時、人狼が複数いる場合は、全員が目を覚まします。人狼は仲間が誰であるか確認を行うことができます。
Ⅰ.昼のターン
この村の中で誰を人狼と思うか話し合いを行います。議論の時間は日を追うごとに少なくなっていきます。
Ⅱ.投票
多数決でその日の処刑対象を1名決めます。
処刑された人は、処刑時に遺言を残すことができ、その時点以降発言ができません。
Ⅲ.夜のターン
能力を持っている人たちがそれぞれの能力を行使します。
人狼 :人狼ではない誰か一人を襲撃することができます。襲撃に成功した場合、襲撃された人は、その時点から発言ができません。
占い師:誰か一人を指定し、その正体が人狼かそうでないかを知ることができます。
霊媒師:昼のターンで処刑した人が、人狼かそうでないかを知ることができます。
騎士 :生存している誰か一人を指定し、人狼の襲撃から護衛することができます。人狼の襲撃先と騎士の護衛先が同一だった場合、襲撃は失敗します。
◆ゲーム終了
Ⅰ~Ⅲ(これを合わせて1日とカウントします)を繰り返ます。
以下の条件に当てはまればゲーム終了です。
村人陣営勝利:人狼3匹をすべて昼のターンに処刑できたとき。
人狼陣営勝利:人狼と人間の数が同数か、人狼の数の方が上回ったとき。
各役職について
村人陣営
村人
能力を持っていません。 「自分が村人である」ということだけ知っています。
占い師
最初の日に、「人狼ではない人物」を一人だけ知っています。その後夜のターン毎に、人狼かそうでないかを知りたい人を一人選択します。
ゲームマスターがその人の結果をハンドジェスチャーで教えます。
霊媒師
昼のターンで処刑された人が、人狼であったかそうでなかったか、ゲームマスターがハンドジェスチャーで教えます。
騎士
夜のターン毎に、襲撃から護りたい人を一人選択します。 もしもこのとき、人狼の襲撃先と騎士の護り先が合致した場合、その日の襲撃は行われません。 ただし、連続して同じ人を護ることはできず、自分を護ることもできません。
人狼陣営
人狼
夜のターン毎に、その時生き残っている人狼全員が顔を上げ、人間一人を襲撃することができます。
人狼は人狼を襲えないため、必ず人狼以外を選択します。
襲撃をされた人は、翌朝ゲームマスターから発表があります。
狂人
人狼の味方をする人間です。
狂人は夜のターンに何もすることはできず、人狼が誰であるかも知りません。ただし、たとえば自分が本物の能力者であるなど嘘を吐くことで、村を混乱させ人狼の味方をします。
占われたり処刑されたりしても、占い結果や霊媒結果は人間と出ます。