アーカイブ: 麻雀ウォッチ シンデレラリーグ2018
現れたリアルシンデレラ。山本ひかるの魔法は解けない――【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 決勝】
ガラスの靴を履くのは、誰なのか――。 そんな合言葉とともに約半年にわたって行われてきた「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ」。24名の新鋭女流雀士たちは次々と夢破れ、最後の舞踏会には4名が並び立った。 出場選手の中で最多のキ
いつか、花開くために――。麻雀プロ・里中花奈の志【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 準決勝B卓】
シンデレラへのステップは、あと2つ。「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ準決勝」B卓は、A卓2位の里中花奈、B卓1位の夏目智依、C卓1位の山本ひかる、プレーオフの激戦を1位でくぐり抜けた涼宮麻由の4名による対局となった。バラ
清く正しく美しく――。戦乙女・塚田美紀が涙を流す日【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 準決勝A卓】
最高位戦日本プロ麻雀協会所属、「不敵なヴァルキリー」塚田美紀。快活なキャラクターもあって多くのファンに親しまれている彼女は、この「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ」に登場するたびに「黒いデジタルの寵愛を受ける」という僕発案
川又静香と涼宮麻由の陰と陽【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ プレーオフ2nd】
陰と陽。川又静香と涼宮麻由を見ていると、ついついそんな言葉が浮かんでしまう。 「超平和(ぴんふ)主義者」川又は、そのキャッチフレーズ通りに門前ベースの守備寄りの雀風だ。人柄も穏やかで、争いごとを好まない。カスミ草のように
心のストレッチはいつでも万端! 鶴海ひかるのラストスイム【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ プレーオフ1st】
最高位戦日本プロ麻雀協会所属、「4センチメートル自由形」こと鶴海ひかる。麻雀がメンタルゲームだと言うのなら、彼女のそれは間違いなく一線級だ。 8名中6位という追い詰められたポジションで予選最終節を迎えた鶴海は、番組冒頭で
中月裕子はまだ、道半ば――【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Cブロック2卓】
戦前、24名いるシンデレラ候補のうち、誰を優勝候補に挙げるかと問われれば、僕は真っ先に中月裕子と答えたと思う。それだけの実力・実績を備えた選手だった。 第7回μレディースオープン優勝を皮切りに、日本プロ麻雀協会の第16期
世界で一番悲しい700-1300~日當ひな、茨道のその先に~【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Cブロック1卓】
それは、あまりに切ない700-1300だった―― ※※※※※※※※※※ 日本プロ麻雀協会、「ドヤ顔インパクト」日當ひな。タイトル獲得経験こそないが、麻雀スリアロチャンネルの放送対局では史上初のダブル役満を成就させたことも
自分が自分であるために~これが木村明佳吏の流儀~【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Bブロック2卓】
予選Bブロック最終節最終戦、4名のシンデレラ候補には、それぞれ明確な目標があった。 塚田美紀と都美は準決勝確定となるブロック2位狙い。両者のテーマはライバルより上の順位で半荘を終えること。ただし、ラスを引くと現状4位の水
跳満ラビットの歩む道~樋口栄佳のこれから~【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Bブロック1卓】
「これが今の私の実力なんだと痛く感じています。でも……麻雀やっていて楽しいなって、シンデレラリーグでは思っていました。他団体を含めた女流プロの人たちが集まって、こうやって同じルールでテレビ対局で麻雀をするという独特の雰囲
打ち切りなんかじゃない! 篠原冴美のドラマは続く【麻雀ウォッチ シンデレラリーグ 第3節予選Aブロック2卓】
声が震え、うつむき気味になり、その目にはうっすらと涙がにじんでいた。 「麻雀ウォッチ シンデレラリーグ予選第3節Aブロック2卓」。準決勝、そしてプレーオフ進出をかけたAブロック最後の戦いを前に、篠原冴美は極度の緊張状態に