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書き殴りバナー最終稿

「新井の書き!殴り!」は、バカヅキ配牌と裏ドラだけで麻雀をしているスリアロ新人スタッフ新井が、恐れ多くもスリアロ看板番組に出演した麻雀界のスターたちを、好き勝手に書き殴っちゃうコーナーです!! たぶん……。

GTKは、本当にGTKなのか!?

早いもので、この連載も4回目となります。本来は、月に1回放映される看板対局番組について観戦記的なものをー、という意味合いでスタートしたコーナーなので……、想定の倍くらい書き殴っているということになります。なんで、そんなことになっているのかと我が身を振り返ってみたのですが、これはたぶん……、そう! ストレスのはけ口ですね! 僕のうっ憤を晴らす場は、酒か「書き!殴り!」です。イライラってすることがあった後に書く「書き!殴り!」はですね、そりゃあもう、筆が乗りまくりですよ。ねぇ、本当に……あぁぁぁぁ!! 既読スルーどころか、未読スルーって何さ!! 僕が欧米圏の人間だったら、Fで始まってKで終わる単語を連呼しながらキーボード乱れ打つわ!!

……、えー、すいません、公私混同しました。これ以上、前文書いていても、ほぼほぼグチしか出てこないと思うので、それは酒の席で我慢しておくことにします。ということで、今回紹介する番組は……、はいドン!

 

【軽量版】四神降臨2013王座決定戦_上巻

四神降臨 2013王座決定戦

麻雀プロ4団体のタイトルホルダーの究極の麻雀対局。真の麻雀王者は誰なのか!? 四神降臨2013王座決定戦では各麻雀プロ団体の頂点が激突する。最高位戦日本プロ麻雀協会からは最高位・近藤誠一、麻将連合からは将王・忍田幸夫、日本プロ麻雀協会からは雀王・鈴木たろう、RMUからはRMUリーグチャンピオン谷井茂文が参戦。いずれも自身の所属するプロ団体の頂点を極めたものたち。四神降臨を制してさらなる高みに上るのは誰なのか。

PVはコチラ → http://www.nicovideo.jp/watch/1377688770

【対局者】

近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)
鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)
忍田幸夫(麻将連合)
谷井茂文(RMU)

【ナビゲーター】
小林未沙

【解説】
土田浩翔(最高位戦日本プロ麻雀協会)
片山まさゆき

※2013年9月7日に生放送で放映された番組です。こちらをご覧いただきたい場合は、DVDをお買い求めください。

 

とまあ、2年半前に放映された大型番組を引っ張り出して参りました! 上にもちょっと注意書きを足しておきましたが、観るためにはDVDを買いましょう! 上中下の3巻セットね! よろしくね!! ちゃんと僕ね、つい買いたくなるようなレビューをこれから書くから! ね、一緒にテンション高めていきましょう!!

しかしまぁ、どの年にも言えることではありますが、四神降臨にはとんでもないメンツがそろいますねぇ。王座決定戦としては2回目の開催となるこの大会の顔 ぶれは、第37期最高位の近藤誠一プロ、第10期将王の忍田幸夫プロ、第11期雀王の鈴木たろうプロ、第4期RMUリーグチャンピオンの谷井茂文プロとなっておりました。近藤プロと忍田プロは、今年5月14日に放映される四神降臨にも再び登場するなど好調を維持していますし、たろうプロはここから前人未到の雀王3連覇という偉業を 達成しています。谷井プロも悲願のRMUリーグ初優勝を飾り、新進気鋭の王者として注目が高まり始めた脂が乗りまくっている時期でした。今の麻雀界においても現役バリ バリの最強王者たちの闘いですからね。そりゃあもう、面白いに決まっています! 野球で言えば日本シリーズ、ボクシングで言えば世界タイトル統一戦みたいな対局番組が観られるようになったことを、当時の僕は大層喜んだものです。

で、対局の模様について触れる前に、まずは何故、この番組をチョイスさせていただいたのかという理由を説明させていただきましょう。私、以前某麻雀店に勤務していたことがあるのですが、そこでとーってもお世話になったのが、この番組で対局した谷井プロだったんですね(ちなみに、とよぴ~もそのお店でちょっとだけ一緒でした)。決戦に臨む前、谷井プロが事あるごとに「今度、四神降臨出るんだから、ちゃんと観てや!」と言っていたのですが、当日は当然のようにシフトだったので、全4半荘のうち、最終半荘しか観ることができなかったのです。人手不足で1人休みなんだから、そりゃ仕事になるわ……。

月日は流れ、別番組で師匠である古久根英孝さんから「谷井ごとき」とバッサリ切られたことで、谷井プロは「GTK(ごとき)」という異名を冠したネタキャラ愛されキャラとなりました。だからね、僕はね、尊敬する谷井プロがですね、ぜんぜんGTKなんかじゃないということをね、証明したいがために、今回の題材を選んだわけですよ!!

……と、それっぽいことを書きましたが、本当は好き勝手イジリやすい人でストレス発散したいだけなので、むしろGTKが今以上に浸透してしまうような気もしますが……、まぁ、あまり気にしないようにしましょう(=゚ω゚)ノ なお、当時の対局の内容は半分くらいしか観ていないし、観た部分もちょこちょこ忘れてしまっているので、今回のために改めて全場面を見直しました。なので、まだこの番組をご覧いただいていない方、あるいは当時の様子を忘れてしまった方にも、少しでも臨場感をお届けできるんじゃないかなぁと、思っておりやす!

全員に見せ場とか、マンガみたいな話ですぜ!

さて、それではお待ちかね! 観戦記のお時間です。

東1局ドラm8、起家の近藤プロが2シャンテンスタートの好形。m7p2p3p3p4p5p6s1s2s3z7z7から3巡目にp4を持ってきて、打s1m7p2p3p3p4p4p5p6s2s3s4z7z7とし、ピンズの伸びとドラの受け入れを加味した形に。次巡、p1を持ってきてp2

p4でリーチ。役もドラもありませんが、いきなりの親リーに対し、たろうプロが宣言牌のm7を合わせます。このm7を、忍田プロがチー!

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鳴いた時の形はm1m2m6m8p3p5p7s3s3s5s6z5z7と、まだまだテンパイまでは遠い形。見える打点も、三色ドラ1とかタンヤオドラ1の2000点、マックスでも3900点といったところですが、積極果敢に仕掛けていきます。一発消し? いやいや、この手数の多さこそが忍田プロの持ち味なのですが、まさかこの局面で、いきなりこのような鳴きが観られようとは……。字牌を落としつつ、機を伺います。とはいえ、この手でいつまでも押し続けることは難しく、危険牌を抑えて降りに回り、近藤プロの1人テンパイとなりました。

東1局1本場ドラp6、近藤プロ、たろうプロがタンピン系の高打点が見え、谷井プロもz6がアンコでターツが2つとなかなか早そう。そんななか、先制したのはまたも近藤プロ。4巡目に、m5m8のリーチをかけます。ドラはありませんが、やはり親リーは強い! 各自が回り打ちをして、良形がみるみる崩れていきます。結果、またしても近藤プロの1人テンパイ。まだアガリこそないものの、大きなアドバンテージを手にしました。

東1局2本場ドラp4、近藤プロの勢いが、一向に衰えません。7巡目にm4m5m7m7p3p4p5p6p6p7p7s2s4というところに、ズバッとカンs3引き! 僕だったら足をガクガク震わせながらギモヂイィィィと絶叫しているところなのですが、四神のみなさんはジェントルマンなので、そんなことしません。打p6とし、盤石の1シャンテンに構えます。同巡、忍田プロがm5m6p1p2p5p6s1s6s7z1z1z4からs5をリャンメンチー。2シャンテンながら、三色とz1バックの両天秤で近藤プロのチャンス手を蹴りに向かいます。さらにタンピンコースの谷井プロからあふれたz1をポン、ドラのp4も引き入れ、m4m7で先制のテンパイ。これを受けた近藤プロ、もう門前では間に合わないと見たか、m3をリャンメンチー。p2p5p8のチーテンを取ります。近藤プロと忍田プロのめくり合いといった様相を呈するなか、近藤プロが3枚目のm7を持ってきます。ここでだいぶ悩んだものの、好形の待ちを優先してm7を空切り。忍田プロが2600点のアガリをものにします。

ようやく親が流れて東2局、ドラはp6。起家はたろうプロ。たろうプロと近藤プロが受けの広い形。近藤プロは456の三色が見えるm3m3m4m5p4p6s1s3s3s5s6z6m6からm3をポンし、打s1。1シャンテンとはいえ、まだネックとなるカンp5もあるなかでの積極的な仕掛け。というか、ちょっと前にp3を切って三色固定の形にして、高打点を目指すように思われたなかでの鳴き。状況に応じた柔軟さとも言えますが、ともあれ、ちょっと不可思議といえば不可思議な仕掛けです。

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親のたろうプロもm3m8を手出しするなど、決して遅くはなさそうななかでの下家側からの仕掛けに、解説陣の土田プロや片山プロも、思わず「え!?」と驚きの声を上げます。が、もしかしたら一番驚いていたのは、近藤プロだったのかもしれません。

この年、最高位を初戴冠した際に、「感性に寄り添う」麻雀を意識し始めたという近藤プロ。故・飯田正人プロが生前に口にしていた感覚を、自分も体感しようと思い至って、大胆なスタイルチェンジを試みたそうです。当時17年もの競技生活を経ていたのにですよ! 17年やってきたこと、変えられます!? それだけでも恐れ入るのですが、「いったい、何をやっているんだろう?」と俯瞰している自分が、対局している自分に疑問を投げかけていたような場面が、何度もあったというんですね。今回の鳴きも、もしかしたらその一つかもしれません。論理と感性がせめぎあっているなかで、それでも絶妙なコントロールをして、かつ最高位という結果を残したというね。そう! この時の近藤プロは、近藤プロMK-Ⅱとして進化の過程にあった近藤プロだったのです。そういった目でこの対局を振り返ると、また興味深いものがありますね。ちなみにこの局は、みんなこの仕掛けに対応した結果、誰もテンパイせず。谷井プロも近藤プロの仕掛けに危ういs3s6を止めた結果、チートイツのテンパイから降りた格好となり、近藤プロが完全に場を支配したような展開になって参りました。

東3局1本場、ドラz6、親は忍田プロ。忍田プロが早々にダブz1をポン。ピンズのホンイツへと向かいます。一方、近藤プロはz6をアンコにしてペンm7のダマテンを取ります。そして忍田プロがm8m9を並べたところを見てからの……、ツモ切りリーチ! ペンm7を嫌っている親を見て、ぶつかり合いでも勝てると踏んだか!?  満貫勝負を制したのは……、忍田プロ! p4をツモって、4100オールとなりました。

東3局2本場、ドラはm2。ここまで我慢続きだった谷井プロに、チャンス手が入ります。

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m5m6m8m9p3p4p4p4p6s4s4s7s8z1、ここからm8m9を払い、高目タンピン系となる好形を目指します(ちなみにダブz1を鳴かれることをメチャメチャケアする方なので、z1はだいたい絞っておきます)。このお方、メンゼンの好形を作ってツモるのが、とーーってもうまい! なんでそんな雀風になったのかというと、小学生の頃に家族麻雀をしていた時に、「ツモってみんなから点棒を取れば、一番トクじゃん!」って思ったのがキッカケだったとか。イヤな小学生ですね。で、目論見通り、谷井プロの手が着々と進み、6巡目にはm5m6p3p4p4p4p6p7s4s4s7s8という形。前巡にはs2を切っているわけですが、p2p5を持ってきてs4払ってタンピン、あわよくば手変わって三色まで見えるような形を期待しているんだろうなぁと予想した次第。でね? 予想通りにp2引きですよ。で、当然のようにs4のトイツ落としです。本当にイヤな小学生ですね(※谷井プロは、僕よりも年上です。立派な大人です。そんけいすべきじんぶつです)。

てなことを思っていたら、先制リーチはこれまで谷井プロ同様になりを潜めていた、たろうプロ! ドラ1のカンp8リーチを打ちます。このリーチに対して放銃を許したのは、近藤プロ。今にもアガれそうなチートイツを張ったところで、アンコからの打p8という、致し方なしと思われる2600点の失点となりました。ここまで得意の鳴きもほとんど駆使していないたろうプロですが、初の加点となります。

東4局、ドラはp8。親の谷井プロが、3巡目にz7をアンコにして2シャンテンに。カンp3とカンs4と、ネックは2つあるものの、軽い仕掛けができる形です。前局アガって勢いに乗るたろうプロは、ピンズのホンイツも見える形で、しかもドラを2枚持ち。チャンスが続きそうな予感です。p5p6p6p7p8p8p9p9s1s3z3z6z7からp9をポン! 打s3とし、まっすぐホンイツへと向かいます。 さらにp4をチーして打s1

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他家へかかるプレッシャーは相当なものですが、まだ字牌くっつきとピンズの伸びが頼みの2シャンテン。たろうプロは日頃から「麻雀を難しくしてやる」といった意気込みを持って、状況に応じて多彩な引き出しを駆使する雀風を好みます。もちろん守備力のある形ですし、成就すればひじょうに大きな打点が見込める仕掛けなので、とても理にかなった攻め方ですが、たろうプロのそれはシステマチックというより、どこか打ち手の体温を感じさせる、血の通ったデジタルといった趣さえあります。そんななか、p3を自力で引き入れた谷井プロが、カンs4のダマテンを取ります。直後、たろうプロがそのs4をすぐに持ってきます。当然、不要牌なのでツモ切って2000点の放銃。たろうプロのプレッシャーに負けず、テンパイ時に生牌のz3を切った谷井プロの気迫がまさった格好となりました。

それにしても、まだ東場だというのに、ここまでそれぞれの選手の個性が出るというのは、ひじょうに珍しいのではないでしょうか。それぞれの持ち味みたいなことを、ここまでに万遍なく書かせていただきましたが、マジで狙ってないでこうなりましたからね! だいたい、誰か1人くらいはスポットが当たらないのが麻雀では良くあることだと思うのですが、さすがトッププレイヤーの祭典といったところでしょうか。

東4局1本場、ドラp7。たろうプロがm1m1m5m5m5p3p5p8p8s4s6s8

z1、近藤プロがm3m4m5m7p2p4p4p7p7s2s7s8z3と、1巡目でなかなか整った形。それぞれの手の進行が滞るなか、テンパイ一番乗りは近藤プロ! m3m4m5m7m8p4p4p7p7p8s6s7s8待ちのドラドラリーチ! たろうプロが安牌のp8を切り、忍田プロがこれをチー。一通のカンm5待ちテンパイを取ったものの、m9で5200点の放銃となりました。

南1局、ドラはz7、親は近藤プロ。また! また! 近藤プロの手牌がいい!! 1巡目にm4p3p7p7p8p9p9s2s3s5s6s7z2と、もう2シャンテンです。人より平均シャンテンスピードが1つくらい早いんじゃないでしょうか!? あっという間に1シャンテンになりますが、m3m4m5m5p7p7p8p9p9s2s3s5s6s7からp7を外したところ、次巡に裏目のp8引き! 好形の受け入れを考慮したm5残しでしたが、唯一悲しいところを持ってきた格好です。近藤プロの1人旅もありえそうな局ではありましたが、テンパイ一番乗りは忍田プロ。サクサクと有効牌をツモってきて、m1m2m3p1p3p3p4p5p5z4z4z5z5z5から打p5のダマテンに取ります。相当場況良しなp2ではありますが、リーチの場合の宣言牌がp5ということで、ケアされることを考慮したうえでのダマテンかもしれませんね。そしてサクッとツモアガる忍田プロ。700-1300のアガリをものにしました。

南2局、親はたろうプロ。ドラp7は。1巡目から、たろうプロがm4m6p4p9s2s4s5s5s8z1z5z6z6からz6を積極的にポン。p9p4と落としていき、ソーズのホンイツが見える形へ。続けてs5ポンから打m6、らしさ全開の鳴きですね! 上家の近藤プロはマンズのターツを払い、迂闊にソーズを切りません。そんな両者を尻目に、門前で手を進める忍田プロと谷井プロ。その谷井プロに、チャンス手が入ります。

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m2m3p3p6p7p7p8s1s2s3s8s8z4z4と、ドラ回りで2メンツ、あるいは123の三色が見える形。しかしながら、m1が3枚、m4が2枚飛んでおり、選択が悩ましい状況。小考の末、谷井プロはp3切りを選択。5枚見えとはいえ、場に安いm1

m4引きの可能性を見越したのと、三色になるよりドラドラの方が確実と踏んでの判断でしょうか。p1ツモ切りの後、s7を引いて打m3。直前に4枚目のm1が出たのを見て、m1

m4のターツを払います。続けてs9p7と引いて、ドラ3リーチ! 中膨れp7z4のシャンポン待ちです。z4は場1、決まれば破壊力十分! が、谷井プロがリーチ後に持ってきたs4を、たろうプロがポン。s2s2s8s9のペンs7待ちにし、さらにラスト1枚のz4が忍田プロのもとへ……。当然のように、忍田プロはこれを押さえます。そしてたろうプロが、s7をツモ。2600オールで、谷井プロの勝負手を打ち砕きました。

南2局1本場、ドラs6。配牌の時点で、それぞれが縦に伸びた形だなぁなんて思っていたら、あれよあれよという間に、なんだかすごいことになっていきます。たろうプロがm2m3m3m6m6m6m7m7m8s6s6s8s8、忍田プロがm1m1m2p3p3p4p4p8p8p8s7s8z6、谷井プロがm4m5p4p4p5p5p5p5s6s6s9s9s9z6、近藤プロがs1s1s1s2s3s3s3s4s5s5s7z5z5というね。個人的には、トイツ場というものは、そうなる理由を何度聞いてもイマイチ信ぴょう性にかけると思っているクチなのですが、これはね、もうトイツ場ですわw 先手は、まず近藤プロ。2枚目のz5をポンして、s3s5のシャンポンに受けます。続けて谷井プロがm3を引いてp3p6のドラドラリーチ! これに押し返したのが、たろうプロ。m3m3m6m6m6m7m7m7s6s6s8s8s8のリーチ! 出アガリで倍満、ツモればもちろん役満の大物手。s6は持ち持ちですが、m3が山にまだ1枚! が、軍配が上がったのは谷井プロ。裏ドラ表示牌にいたのが、なんとたろうプロの当たり牌であるm3!! 谷井プロが、たろうプロから8300点のアガリをものにしました。

南3局は、親の忍田プロがサクッと500オールをツモり、1本場へ。ドラはs3。たろうプロが3巡目にしてチートイツドラドラのテンパイ。p5p5p6p6s3s3s4s4s5s5s8z2z2で、とりあえずダマテン。リャンペンコー変化も見えますし、ほかにも優秀な待ちはありそうな感じ。そう思っていたら、次巡にうれしいp4引き。当然のようにリーチです。一方、リーチを受けて一発目に、近藤プロがm2m2m5m5m6m6m7p7p7p8p9p9z3z3と、m7p8を切ればチートイツのテンパイ。が、こちらもリャンペーコーが見える手。点棒状況的にも、19200点持ち3着の近藤プロは、高打点を作りたい。ということで、z3を払っていきます。そこへm2を持ってきて、さらに手広い形に。勝負にいきやすい形になったところで、持ってきたp4をツモ切り! 高目放銃で、たろうプロが12300点を手にしました。

南4局、親は谷井プロ。トップは37000点の忍田プロ、2着は30700点のたろうプロ、3着は25400点の谷井プロ、ラスは6900点の近藤プロ。トップ目の忍田プロは、一気に逃げ切り態勢に入ります。自風のz4をポン、m2をチーし、m3m6m9待ちのテンパイを早々に入れます。何としても連荘したい谷井プロはまっすぐいき、m3を放銃。1000点が移動し、着順は変わらず1回戦終了となりました。

麻雀界の杉下右京が魅せた!

サクサクッと2回戦も書いていきますよ! 東1局、ドラはz5。並びは起家から忍田プロ、近藤プロ、谷井プロ、たろうプロ。配牌8種の忍田プロは、国士コースへ。対照的に近藤プロは、1巡目にしてm6m7m8p2p5p6p7p9s4s5s6s7s7と、早くも1シャンテン。1回戦はラスでしたが、これだけ配牌がいいと、勝負に出ることが増えて、放銃のリスクも高まってしまいますからね。僕の負けパターンが、まさにこれw 近藤プロの打ち回しを見て、勉強させていただきたいところです。谷井プロは345か456の三色が見える1シャンテン。たろうプロはカンs2の役なしテンパイを、とりあえずダマテンに取ります。ソーズがs1s3s4s5s6という形なので、十分好形に変化しそうです。そんななか、近藤プロがm6m7m8p4p5p5p6p7s5s6s7s8s8の、p3p6待ちでリーチ。同巡、谷井プロがm3m4m5p3p4p5p8p8s1s2s3s4s5でリーチ! 高目s3で、三色まであります。たろうプロはテンパイしているものの、中抜きしてベタ降り。忍田プロも2シャンテンまで来ていますが、無理はせず降ります。そして……、近藤プロがp3一発ツモ! しかも裏ドラの方!! いきなり3000-6000で、初戦のビハインドを一気に取り戻しに参りました。

東2局、親は近藤プロ。ドラはs8。南家の谷井プロの手に、z2z5がトイツ。ソーズもまとまっており、ホンイツまで見えます。役牌は早々に2つ鳴け、マンズとピンズを払っていきます。ソーズに染めきった時点で、s3s4s5s6s7s7z4と、だいたい好形になりそう。と思っていたら、数少ない微妙テンパイのs3引き。とりあえずのテンパイですが、満貫あります。さらに谷井プロ、s4引きで打s6s2s5待ちとします。s3切りならドラも使えますが、トイトイも見える形を考えたということでしょうか? が、結果は変わらず。s5をツモり、2000-4000のアガリとなります。

東3局、ドラはz6。親は谷井プロ。今度はたろうプロが国士へ。近藤プロにz6がトイツ、谷井プロも好形のシャンテン一番乗り、忍田プロもドラが浮いているものの、好形のシャンテンです。先制は谷井プロ。リーチピンフ、p5p8の亜リャンメン待ちです。山4のこのリーチに対し、回りながらイーペーコードラドラ、z6単騎待ちで忍田プロがテンパイ。さらに次巡、m6m7m8p5p6p7s6s6s7s7s8z6p8を持ってきて、三色までつく形となりました。しばらく悩みましたが、勝負のp5切り! これを谷井プロがとらえ、裏も乗せて5800点の得点となりました。

東3局1本場、ドラはs1。たろうプロはz1を1鳴き。ドラドラの手で、ソーズのホンイツまで見えます。これをとがめたのが忍田プロ! リーチ三色、待ちのカンp4は、山に4枚生きています。たろうプロはこれに対し押し返し、s2s5z1ドラドラのテンパイ。この局面、近藤プロがシャンテンからs2をプッシュ! たろうプロに放銃で、4200点の失点となりました。

東4局、ドラはz1。親はたろうプロ。近藤プロが3巡目に早くもテンパイ。s3s6のピンフをダマテンに取ります。か、辛い! 忍田プロからサクッとアガり、1000点の移動。1回戦トップのたろうプロの親を、一瞬にして蹴りました。

南1局は忍田プロと近藤プロの2人テンパイで流局。続けて1本場、ドラはm1。親は忍田プロ。その忍田プロの手牌にドラがトイツ。シャンテンまで絞っていたz7を手放したところ、近藤プロがポン。これがz7ホンイツ一通のポンテン、カンp7待ちです。たろうプロもひるむことなく、リーチピンフ、m5m8で後を追います。これに放銃したのが、谷井プロ。カンm2を引き入れてテンパイを取ったところで、アンコ持ちのm5で放銃。メンタンピン、3900点の放銃とありました。

南2局は、近藤プロとたろうプロの流局で決着。続いて1本場、ドラはp5。その親の近藤プロ以外は、じつに軽そうな手です。まず仕掛けたのが、たろうプロ。z5を鳴き、m5m6p1p3p9p9p9s7s8z2という形。次巡、p5z2と入れ替えると、南家の谷井プロがポン。m6m7m8p1p2p2s4s5z7z7と、どこからでも仕掛けやすく、じつに早そう。たろうプロはさらにドラを重ね、高打点も見える形。谷井プロがs3s6、たろうプロがs6s9という待ちのなか、忍田プロもp6p9待ちでリーチ! リーチピンフ、p9だとイーペーコーもつきます。この勝負、制したのは忍田プロ! たろうプロが一発でp6をキャッチし、4200点の移動となりました。

南3局、ドラはs5。親は谷井プロ。前局に続き、忍田プロがリーチ! リーチピンフ、p3p6待ちで、p6だと高目のイーペーコーつきです。これを見て、たろうプロがp1をチー! 鳴き三色確定、m1m4の現張りです。狙い通り、近藤プロが打ったm1を捉え、1000点のアガリとなりました。

オーラス南4局、ドラはz3。親はたろうプロ。トップは近藤プロで32800点、2着は谷井プロで27600点、3着はたろうプロで27200点、ラスは忍田プロで12400点。ひじょうに際どい着順争いのなか、谷井プロはタンピン系の手広い形。5巡目にm4m8p5p6p7p8s2s3s3s4s7s7s8というなか、忍田プロも軽快そうな手が入ります。m4m4m6m6m7p7p8p9s4s4s5z7z7と、着順アップを狙うには心もとない手ではあるものの、初戦2着のたろうプロが3着、ラスの近藤プロが現在トップと、このままの着順で2回戦を終えるために安アガリという戦略を取る可能性は高そう。たろうプロは2シャンテンで足踏みをしていますが、西家の近藤プロにドラのz3がトイツになり、前に出る可能性も見えてきました。忍田プロは、腹をくくってm6をポン! z7バックのシャンテンに取ります。次巡、ズバッとz7引き! 盤石のs3s6テンパイに取ります。そして、あっさりとs6をツモ。次につながる400-700のアガリで、2回戦を終えました。

最後は忍田プロのアシストもありましたが、開局早々に跳満をツモった近藤プロが、1回戦ラスから一転、トップを飾る結果となりました。それにしても近藤プロって、メチャクチャ渋くてカッコいいと思いません? 初めてお見かけした時、「あれ? どうしてスリアロチャンネルに水谷豊がいるんだろう?」って思ったくらいです。

杉下右京(すぎした-うきょう)役:水谷豊

うち、特命係じゃないですよー。こんなところに事件はないですよー。

あぁ、でも、この原稿を書いている時に向かいのデスクにいる妖精ちゃんが、なぜか殺意の波動に目覚めていたのですが、僕は見て見ぬふりを決め込んだのでした。近々、本当に事件が起きないことを、僕はただ、心の底から願うばかりなのです……。

一心不乱の殴り合い!!

1回戦と2回戦の着順がそっくり入れ替わり、ひじょうにフラットなポイント差で迎えた3回戦、東1局はドラm2、並びは起家からたろうプロ、近藤プロ、忍田プロ、谷井プロとなっております。たろうプロは配牌で2メンツ、近藤プロは4トイツ、忍田プロはリャンメンターツが3つ、谷井プロも5ブロックができあがっており、誰が先手を取ってもおかしくないような形。リードしたのは忍田プロ、カンp7p2のリャンメンチーと仕掛けたなか、s2s5のターツも払っています。テンパイはテンパイ、が、そのじつ1000点のテンパイ。m4m7のタンヤオではありますが、ドラはたろうプロが1枚持っているのみ。安いとも言いきれない手です。近藤プロは、瞬間チートイツのm4単騎に取っていますが、m6と入れ替えたところで放銃。1000点が移動し、東2局へ。

東2局、ドラp8。親は近藤プロ。たろうプロにドラがトイツ、近藤プロがマンズのホンイツ一直線と、手がぶつかりそうな予感が序盤から ひしひしと漂います。近藤プロの手牌にはm1m1m3m4m5m5m6m6m8m9p8z1z7z7と、ドラが1枚余っているのですが、

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この形から打m8。ドラを活かしたチートイツも見た構えです。河が派手なことも考えて、ちょっと趣向を変えてみたということでしょうか? また、たろうプロも、じつに味な仕掛けをして追走します。

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カンs2をチーするのですが、その時の形はm1m2m3m3m7p3p8p8s1s3s8s8s8。三色を無理やり作る以外、この手にアガリ目は、ほぼありません。しかもp1が2枚飛んでおり、成就は難しそう。と思っていたら、p2を持ってきてテンパイ。1ピンは、山に残り1枚。決死の仕掛けからのテンパイでしたが、これに近藤プロもリーチで反撃。m4を切って、ドラ単騎に受けます。さらに忍田プロもイーペーコーのm4m7待ちをダマテンに取ります。見所たっぷりのこの局は、谷井プロ以外の3者がテンパイで、流局という形に終わりました。

東2局1本場、ドラはs6。親は近藤プロ。たろうプロが1枚目のz1をスルーしてからp8をポンし、z1バックの仕掛けという、またまた他プレイヤーを混乱させる仕掛けをします。もちろん、このz1は安牌候補でもあり、タンヤオに移行できる可能性もあるのですが、そこらへんのバランス感覚が、本当に絶妙ですよね。そのたろうプロの鳴きに対応し、なかなか局面が進まないなか、近藤プロがリーチ! メンピンドラ、p6p9のリーチです。p6だと満貫までありましたが、これは成就せず。1人テンパイとなりました。

東2局2本場、ドラp1。近藤プロが1巡目から、m6m9p2p3p3p3p4p4p7s3s3s4z3z6と、相変わらず整っています。めいいっぱいに構え、アガリを目指します。これに待ったをかける谷井プロ! m2m2m3m4m5m5m5m5p5p6s3s4s5p4p7待ちリーチです。が、このp4p7はなんと純カラ。傍目には、かなり場況が良さそうではありますが、それぞれトイツ系で当たり牌を使っているという……ね。一方、近藤プロはこのリーチの現張りダマテンで、親番を死守。東2局が、なかなか終わりません。

東2局3本場、ドラはs3。谷井プロ、近藤プロ、忍田プロが役牌を仕掛け合うスピードバトル。テンパイ一番乗りは、忍田プロ。z3単騎から食い延ばしてs1s4のノベタンに変化。直後に谷井プロから2900点を直撃し、供託3本と合わせてうれしい収入となりました。

東3局、ドラs5。親は忍田プロ。谷井プロが、2巡目にして早くも1シャンテン。m3m3m3p4p6p7p8s5s5s7s8z2z2と、自風も活かせるドラドラの形。そのz2の1枚目が出ましたが……、これをスルー! 3900点では物足りないと門前にこだわった結果、直後に3ピン引き! もちろんz2をトイツ落としして、高目追求にこだわります。このポンテンを取らないことで、逃すアガリはきっと増えるでしょう。でも、谷井プロはこれを「損」と考えない胆力の持ち主ですからね。が、その後、一向に有効牌を引けず、3段目に渋々p5をチー。s6の片アガリに取ります。結果は谷井プロの1人テンパイ。理想的な形にはなりませんでしたが、そういえば2zのポンテンを取った場合と、点棒の損得はほとんど変わっていませんね……。

東4局1本場、ドラはs9。親は谷井プロ。ここでは忍田プロとたろうプロの鳴き合戦に。まずは忍田プロがm6p1p2p3p5s1s2s6s6s6s9z1z1z5から、谷井プロが切ったz1をポン。早々にドラに見切りをつけて、打s9とします。続けてたろうプロが、近藤プロのz7m3m5m7m7m8p6p6p6s5s5s8z7z7からポン。打s8とします。さらに、たろうプロがp6を暗カン。リンシャン牌からm8を持ってきて、打m5。トイトイも見える形にします。さらに忍田プロがツモ切ったs5をポン。トイトイのテンパイを取ります。そして自力でm8をツモり、1700-3300をアガります。

南1局は谷井プロの1人テンパイに終わり、南2局2本場、ドラはs6。親の近藤プロがm6m8p4p4p4p5p7s7s8s9z5z6と、1巡目にして1シャンテンです。その近藤プロが1打目に放ったz2を、忍田プロはノータイムでポン! m1m3m4m5m5p1p6s2s2s6z2z2z7から仕掛け、じつにアグレッシブ。つねにファイティングポーズを取り続けようという覚悟が見て取れます。打z7とし、s2もポン、p1を切り、さらにm5を引き入れ、あっという間に1シャンテンです。これに待ったをかけたのが近藤プロ! m6m6m8p4p4p4p5p5p6p7s7s8s9m9を引き、5ピン切りでペンm7リーチ! 忍田プロはp6を引いてテンパイ。ドラのs6を、親リーの一発目に……打った! 真っ向からの殴り合いです!! これを制したのは、近藤プロ! 忍田プロから2600点を奪います。

南2局3本場、ドラはs8。親は引き続き近藤プロ。配牌の時点で、近藤プロが一歩リード。もうね、だいたい3回に1回は、配牌で近藤プロが優勝しています。1段目にしてm1m2m2m3m3p4p4p5p6s2s2s2s4と、ひじょうに整った形です。対抗馬は、忍田プロでしょう! z5をポンしてシャンテンで、m1m1m3p7p9s6s6s8s9z7という形。 次巡、m1m3を入れ替え、s7を鳴いてカンp8のテンパイを取ります。このp8をつかんだのは、たろうプロ。一度は止めたものの、門前の2人が前に出てくる前にと思ったか、8ピンで放銃。3500点の放銃となりました。

南3局、ドラはm7。親は忍田プロ。ドラドラの好配牌をもらった忍田プロは、早々にz6を仕掛けて前にいきます。1シャンテンではあるものの、カンm6とカンp2と、ネックが残っています。そのネックのm6は、場に2枚と、谷井プロの手の内に1枚。ここからアガリ切るのは難しいかと思われましたが、近藤プロが裏目ったm6をツモ切り。チーをして、とりあえずp1の単騎待ち、続けてz1の地獄単騎に取ります。これに対し、たろうプロが反撃! s2s5s8s3s6の5門張待ちではありますが……、これはフリテン! すでに当たり牌を5枚、自分の河に切っています。さらに近藤プロがリーチドラ1、カンm8待ちで追っかけリーチ! こ、これは、戦争じゃ!! その激戦を制したのは……、近藤プロ! 気迫のこもった一発ツモで、2000-4000をアガりきりました。

オーラス南4局、ドラはp8。親は谷井プロ。トップは近藤プロで36100点、2着は忍田プロで23600点、3着はたろうプロで22000点、ラスは谷井プロで18300点。先程までは平たい状況でしたが、近藤プロの満貫が大きく響いている状況です。これを打破すべく、谷井プロがドラドラのカンs2待ちリーチ! 2着までは十分に射程圏内です。1打目に近藤プロと忍田プロがs1を切っており、いかにも山にいそうではあるのですが、山に2枚いたうち、早々に近藤プロが1枚吸収します。このアガリはものにできず、谷井プロと忍田プロの2人テンパイで流局となりました。さらに谷井プロは600オールをツモり、現状3着に浮上。さらなる着順アップへの可能性をつなぎます。

南4局2本場、ドラはp7。ここで点棒状況は、トップが近藤プロで34000点、2着が忍田プロで24500点、3着が谷井プロで21600点、ラスがたろうプロで19900点。そして谷井プロにz6がアンコ、ソーズでも1メンツできており、これまた軽快にアガれそうな雰囲気。さらに1枚持ちだったz7を連続で引き、p3p5s4s5s6z6z6z6z7z7z7と、カンp4待ちのダマテン。手変わりをすれば、一気にトップまで見える絶好の形になりました。さらにたろうプロもm2m2m6m7m8m8m8p6p7s2s3s4s6と、2着まで見える1シャンテンです。ここからm4s6を入れ替え、さらにm6を持ってきて長考。m2m2m4m6m6m7m8m8m8p6p7s2s3s4から、m6を空切り。これを近藤プロがチーして、タンヤオのs3s6待ちでテンパイを取ります。近藤プロが切ったp2を忍田プロがポンして、s3s6のタンヤオテンパイ。s4s5を引けば、トイトイまでつきます。この仕掛けを見て、谷井プロが止まれとばかりにツモ切りリーチ! 続けてたろうプロもm3を持ってきて、メンタンピンドラ、p5p8待ちのリーチ! 場が一気に動き、一瞬にして全員テンパイとなりました。忍田プロはm5m5s4s5s7s7s7s8s8s8m5を持ってきて、s5s6、高目トイトイの手に待ち変え。この殴り合いを制したのは……、たろうプロ! 谷井プロがp8をつかみ、8600点のアガリとなりました。これにより、3回戦トップは近藤プロで34000点、2着はたろうプロで29500点、3着は忍田プロで24500点、4着は谷井プロで12000点となりました。

いやぁ、それにしても、熱い対局でした。最後の全員テンパイなんて、自然とみんな強打のオンパレードでしたからねw フリーで見かけたら難色を示してしまうものですが、この人たちクラスだと、いっそ許せてしまう自分がいるんですよね……。何でしょう? 気迫? 貫禄? ともあれ、それだけ打牌が強くなってしまうくらい、選手のみなさんの懸けている意気込みが本物だと思うとですね、そんな天王山を観戦できていることを、たまらなく幸せに感じてしまうわけですよ。

ここからGTKのターン!!

さて、3回戦終了時点での各自のポイントですが、トップは2連勝を飾った近藤プロで+38.3P、2着はたろうプロで+1.7P、3着は忍田プロで▲1.4P、ラスは……ええと……谷井プロで……▲41.4P。谷井プロが優勝を飾るには、近藤プロとトップラスを決め、かつ29700点差をつけなければいけません。巻き返しは、そう簡単にはいかないかと思われましたが……、残念! 今回はここまでとさせていただきますm(_ _)m 続きは、ぜひぜひDVDで確認していただきたいなぁ。当たり前の話かもしれませんが、トッププロたちが条件をかけて争う最終半荘は、それまでの比ではない位にエキサイトしますから! そして、もちろんこれを書いている時点で結果は知っているわけですが、現状ラス目の谷井プロ、魅せてくれますよ( ̄ー ̄)ニヤリ

繰り返しになりますが、最終半荘、当時はちょっとした祭り状態になったくらい盛り上がったので、ぜひ! ぜひ! その目でお確かめくださいませ~ノシ

 

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